尼崎市における動物愛護管理行政のあり方について(提言)

尼崎ケンネル問題を契機に尼崎市における動物愛護管理行政のあるべき姿を今日的な視点から見直すため、学識経験者、行政関係者、市内関係団体代表者及び公募市民からなる検討会議を設置し、平成22年8月から平成23年3月まで、計4回、尼崎市が今後取り組むべき課題や施策の方向性について競技を重ね、その結果を「提言」として取りまとめました。

(※とても長いので見出しのみの箇所もあるのでご了承ください)

1 はじめに
2 尼崎市の動物愛護管理行政の現状
(1)狂犬病予防法関係業務

   ア 犬の登録及び鑑札、狂犬病予防注射済票の交付等
   イ 犬の登録及び狂犬病予防注射に関する普及啓発及び指導

 (2)動物の愛護及び管理に関する法律関係業務
   ア 放浪犬の捕獲・収容
   イ 犬・ねこの引取り


 ウ 負傷動物の収容と応急処置          「動物の愛護及び管理に関する法律」に基づき道路、公園、その他公共の場所において交通事故などの理由により負傷若しくは疾病にかかった犬・ねこなどのペット動物を収容し、応急措置などを行なっています。
 負傷動物の治療等については尼崎市開業獣医師会にも委託しており、委託獣医院でも応急処置などを受けることが
できます。
 収容される負傷動物の多くが交通事故などにより強い外傷を受けた成ねこで、そのほぼすべてが飼い主に返還されることなく殺処分(安楽死処分を含む)となっています。

我が家の太陽(サン)は、事故にあい死にかけの状態で道に横たわっていました。
もしセンターに運ばれていたら、今はこの世にいないでしょう。
たまたま親切な人が病院に連れて行ってくれて、その病院が私が信頼する病院だったこともあって、サンは助かりました。
アゴ2ヶ所の骨折で顔は曲がり、眼球は飛び出していました。
緊急手術、3週間の入院。
助かったけれど帰るお家がないと聞き、うちの子になりました。
(話がそれちゃいました)

エ 収容動物の返還、殺処分

オ 収容動物の譲渡
カ 動物に関する相談等

     犬のふんの放置や放し飼い、鳴き声など犬や
     ねこなどの飼い方に関する苦情や相談、行方不明
     になった飼い犬やねこの保護などに関する相談
     など相談件数は年間800件以上。

   キ 適正飼養に係わる普及啓発
   ク 野良ねこ対策活動
   ケ 学校飼育動物活動
   コ 動物取扱業の登録等
   サ 特定動物の飼養強化等

すいません。

でもここからが本番なんです。
どうか、お付き合いを


3 今後の取り組むべき課題
  検討会議にてそれぞれの視点から問題点について協議を行い、今後重点的に取り組むべき課題とそれを解決するための施策の方向性を5項目に整理しました。

項目1:動物の愛護及び管理に係わる普及啓発
項目2:殺処分ゼロを目指して
項目3:動物取扱業への規制等について
項目4:ねこの問題について
項目5:協働の取り組みについて


各項目の内容は次回 
すいません・・・もう、肩がコリコリです

                by まっちゃん


では、いよいよ本番

尼崎市が今後重点的に取り組むべき課題と、それを解決するための方向性の5項目。
(※全文は長いので抜粋します)

 

項目1:動物の愛護及び管理に係わる普及啓発

<基本的な考え方>
「人と動物が共に幸せに暮らせる社会」を目指す上で、動物の愛護と適正な管理に係わる普及啓発の取り組みは、今後ますます重要になると考えられます。
市は、今までの手法に捉われず、より効果的な啓発手法を工夫し、実施していくべきであると考える。

<現状と課題>
(1)動物の愛護及び管理に関する市民の意識について
広く市民が動物の虐待の防止と動物の適正な取扱いに関して正しい知識と理解を持つことが重要。
以前に比べてペットを家族の一員と捉えて適正な飼育に務める人も増えていますが、市民の理解はまだまだ十分とはいえない状況にあると考える。
飼い犬・飼いねこなどの不明・保護に関する問い合わせが年間650件前後寄せられていることから、鑑札や名札など所有者明示の必要性についてもさらに浸透を図る必要がある。

(2)普及啓発の方法について
ホームページ、市報あまがさき、FM放送及び町内回覧文などに限られるなど手法が硬直化。
普及啓発の取り組みも行政のみで行われていることが多く、市民への広がりが薄く効果が十分とはいえない。

(3)教育活動について
活動の対象が一部の小学校や学年に限られ、活動内容も学校飼育動物を介したものに限られたものになっている。
教育活動の取り組みが広がるよう、活動内容の充実、教育現場への理解を求めていく必要がある。

<施策の方向性>
(1)新たな普及啓発の取り組みについて
パンフレットの配布など広報媒体による普及啓発だけでなく、動物愛護推進員やボランティアなどとも連携を図りながら、地域において動物愛護の気風と適正管理への意識が高まるように、地域住民を対象とした学習事業などを通じた普及啓発の取り組みを推進すること。

(2)次世代を対象とした教育活動について
動物愛護推進員やボランティアなどとも連携を図りながら、子どもたちの成長過程に応じたカリキュラムを検討するなど、より積極的な取り組みを推進すること。

(3)所有者の明示について
鑑札や名札など所有者明示措置の意義や役割についての飼い主の理解をさらに深めるための取り組みを推進すること。
マイクロチップについては、どうすればさらに普及するか検討を行うこと。

今年度行われている協議会は、この提言をさらに推進、具現化するものです。
いわば「提言」が大元になるはず。
いや、ならなければおかしいのです。

だからこの「提言」だけは、きっちりと書かせてください。
どうか皆さん、読んでください


                    by まっちゃん

次は提言の2です
(※長いところは抜粋します

続いて項目3です
どうか、お付き合いくださいませ~

項目2:殺処分数ゼロを目指して

<基本的な考え方>
「動物愛護及び管理に関する法律」の趣旨を尊重するとともに、損なわれた動物愛護行政への信頼回復のためにも、尼崎市は「殺処分数ゼロ」を目指すべきであると考える。

<現状と課題>
(1)殺処分について
犬については今年度40頭以下まで減少が見込めるようになったが、ねこについては減少傾向にあるものの未だ年間600頭弱が殺処分されており、その多くが所有者の判明しない子ねこです。
犬・ねこの収容数を減らすための取り組みと返還、譲渡数を増やすための取り組みを同時に進める必要がある。

(2)収容動物の情報について
「狂犬病予防法」、「動物の愛護及び管理に関する法律」及び「兵庫県動物の愛護及び管理に関する条例」のいずれかの規定に基づき収容された犬・ねこについては公示を行い、飼い主が判明した場合は返還を行なっているが、一定期間経過後も飼い主が判明せず、また、譲渡希望の申し出もない場合は殺処分を行なっている。
今後、返還数及び譲渡数を1頭でも増やすために掲載方法を見直す必要がある。

(3)譲渡について
譲渡は事前登録をおこう必要があること、譲渡対象が尼崎市民に限られることなど、譲渡事業の市民への周知が不十分であることなどの理由から、譲渡制度がうまく機能しているとは言えない。
譲渡対象範囲の拡大など制度の改正だけでなく、協働の仕組みを活用するなど運営方法についても見直しを行う必要がある。

(4)不妊手術費用の一部助成について
平成19年度より一定の要件のもと野良ねこの不妊手術費用の一部助成事業を行なっている。
子ねこの引取り数は減少傾向にあるが、顕著な効果が現れているとは言えない。
予算についても年間100頭分しかないことから、今後、この取り組みをさらに進めるとともに、新たな財源の確保についても検討を行なっていく必要がある。

<施策の方向性>
(1)数値目標について
平成22年度実績を基準とした具体的な数値目標を定めること。

(2)収容動物情報の発信について
犬については収容数が急減していることから、収容されたすべての犬の情報を写真を含めホームページに記載すること。
ねこについても可能な範囲でのさらなる情報発信に務めること。

(3)繰り返し引取りを求める者への対応について
所有者からの引取りだけでなく、拾得者からの引取りについても、過去に繰り返し引取りを求めることがなかったか記録を確認するっともに、必要な指導及び助言を行うこと。

(4)犬の殺処分数削減について
収容されるほぼすべての犬が元々は飼い犬であることから、飼い主に対する適正な終生飼育の徹底など収容数を減らす取り組みを進めるとともに、ボランティアとの協働を取り入れるなど譲渡数を増やすための取り組みを行うこと。

(5)ねこの殺処分数削減について
多くが所有者の判明しない子ねこであることから、野良ねこの不妊手術をさらに進めるなど収容数を大きく減らすための取り組みを進める
保管にあたっては動物愛護の視点に則った飼育管理を行うこと。
春の発情期に集中して持ち込まれる子ねこの対策が重要なことから、その哺育環境の整備や譲渡希望者の発掘など持続可能な方法での問題解決を目指して、その取り組みを検討すること。

あぁ~~~やっと2項目が終わりました。
あと3項目ある~


項目3:動物取扱業への規制等について

<基本的な考え方>
動物取扱業者に対する消費者の信頼が高まるように、また、法令に基づき、かつ、無理のない事業活動となるように、行政として必要な指導を計画的に行なっていくべきであると考える。

0kuma_1.gif <現状と課題>
(1)監視指導について

平成17年度に届出制から登録制になり、平成22年12月末現在、市内には151件(125施設)が登録されている。
市では、これまで動物取扱施設に対する定期的な監視指導を行なっておらず、昨年のはじめ、犬の繁殖又は販売施設への緊急立入調査を行ったところ、犬の飼育実態が認められた27施設のうち23施設において登録と注射の不備が、24施設において台帳の不備が確認された。法令に則った適正な事業運営が行われるよう監視指導を強化する必要がある。

(2)研修会について
市民が動物を購入する際の窓口となる動物販売業者は、法令を遵守するとともに「他人に迷惑をかけることなく終生飼育しなければならないことなど、飼養者の責務を購入者に説明する責任」を有している。市はその責務が適切に果たせるよう年に一度、研修を開催するなど動物取扱業者の資質の向上を図っていく必要がある。

0neko_2.gif <施策の方向性>
(1)監視指導の強化
(2)販売時における説明責任の徹底
(3)研修会を通じた資質向上


項目3まで終わりました~~~
動物取扱施設に対する定期的な監視指導を行なっていなかったのもビックリだけど、27施設のうち24施設に問題があるって、もっとビックリ
大半ってことじゃないですか~
その後、どうなったのか聞いてみないといけませんね。

                  by まっちゃん

いよいよ項目4まできました
そして・・・必死で記事を書いたのに・・・
うちの天ちゃんがキーボードに乗った瞬間、記事が消えました
オ~マイガ~
もう一度・・・頑張ります。トホホ。

項目4:ねこの問題について

<基本的な考え方>
尼崎市の動物行政において、ねこの問題はいまや最重要課題となっている。
特に野良ねこは地域の環境悪化などの問題を市内の至る所で引き起こしていて、これは住民の対立へとつながることもある。
そのため、野良ねこの問題は地域の問題と捉え、地域が主体となった問題解決に向けた取り組みをしていくべきと考える。

<現状と課題>
(1)ねこの相談等について
犬と違い、ねこには登録制度も放し飼いを禁止する規定もなく、市には捕獲する権限がない。
このような状況下、市にはねこに関する相談が数多く寄せられている。
中でも多いのが野良ねこによると思われるふん尿の放置に関する相談、ふん尿の放置に関係する問題として、野良ねこへの給餌行為による相談等も頻繁に寄せられている。
ねこのふん尿の放置に迷惑をしている人とねこに餌を与えている人との意識の隔たりが、野良ねこの問題解決をさらに難しくしている状況。
ねこに関する問題は地域が主体となった解決の取り組みが必要不可欠。

2)ねこの引取り数と処分数について
年々減少しているとはいえ、犬と比べても圧倒的に多く、昨年度も約600頭のねこが引き取られ、殺処分されている。
その多くが所有者の判明しない子ねこ。
不妊去勢手術を受けていない野良ねこや飼いねこによる望まれない繁殖がその原因
飼い主のいるねこについては不妊去勢手術と室内飼育の徹底を求めていくとともに、飼い主のいないねこについても自然繁殖を防止するための取り組みを一層推進していく必要がある。

(3)飼いねこへの指導啓発について
「名札等身元の明示」「室内での飼育」「不妊去勢手術の実施」など適正飼養に係わる3原則の普及啓発に取り組んでいるが、効果については十分とはいえない状況。
飼いねこの適正飼養に係わる普及啓発の取り組みを一層推進していく必要がある。

(4)野良ねこ対策活動について
野良ねこがこれ以上増えないように、地域・活動ボランティア・行政が一体となり、野良ねこの不妊去勢手術や地域での管理に取り組んでいるが、費用の問題や周知不足からその取り組みを必要としているすべての地域に浸透しているとは言えない状況。
引取り数が多い地域に対し、活動の必要性を促すなど更なる取り組みを推進する必要がある。

<施策の方向性>
(1)地域での問題解決
法令が十分に整備されていないこと、野良ねこに対する市民一人ひとりの考えに大きな隔たりがあることから、野良ねこの問題を地域の問題として捉え、地域全体での解決に向けた取り組みが行えるように必要な支援を行うこと。

(2)引取り数の多い地域への働きかけについて
要因を明らかにするとともに、TNR活動などこれ以上野良ねこを増やさないための取り組みの必要性を説明するなど地域への働きかけを行うこと。

(3)飼いねこの適正飼養について
「不妊去勢手術の実施」「室内での飼育」及び「名札等身元の明示」の徹底を図るための普及啓発に取り組むこと。

(4)飼い主のいないねこについて
不妊去勢手術やその後の適正管理など、地域が主体となった取り組みがさらに広がるよう普及啓発に取り組むとともに、寄付金の活用など新たな財源措置についても検討を行うこと。

ふぅ~~~~~項目4、終わりました~
あと少しだ~頑張れ

いよいよ、「提言」のラストに突入です

項目5:協働の取り組みについて

<基本的な考え方>
動物の愛護及び管理に関する施策を推進するに当たっては、広く市民の参加を求めるとともに関係者がそれぞれの責務と役割のもと一体となった取り組みを推進していくべきであると考える。

0neko_2.gif <現状と課題>

(1)市民との協働の取り組みについて
動物の愛護及び管理に関する施策は、行政だけで推進できるものではありません。
市では、野良ねこ対策活動や学校飼育動物適正飼育指導などにおいて、ホームレス猫不妊運動ネットワークや尼崎市開業獣医師会、尼崎小動物愛護推進協会と協働の取り組みをしているが、今後、上記の施策を推進していくためには、さらなる協働の取り組みの広がりが必要。

(2)協働の取り組みの支援について
動物愛護推進員や市内で活動する団体等が、有機的に連携し一体となった取り組みを展開するためには、関係者が一同に集まり、活動に対する支援などに関して必要な議論を行うための協働体の設置が必要。

(3)新たな財源の確保について
今後、課題に対応していくためには、人だけでなく、お金も必要となってくる。
しかし市の財政は逼迫しており、すべてをまかなうことは難しい状況。
新たな財源の確保とその使途について検討を行う必要がある。

 以上、これが尼崎ケンネル問題を受けて設置された「尼崎市における動物愛護管理行政のあり方検討会議」でまとめられた「提言」5項目です。

                  by まっちゃん

リンクについて
当サイトはリンクフリーです。ご自由にリンクしてくださって結構です。でも、でも・・・
ご連絡いただけると嬉しいです♪ バナーは↓を使ってくださいね

 

Coco幸特派員募集中
Coco幸特派員が地域に情報発信 地域の掲示板、お店にチラシを貼ってくださる方募集中。

 

「迷子札をプレゼントしませんか」 

会員限定企画!詳しくは「お知らせ」をご覧ください。